11/3 コトコト座(すわ)り込(こ)み報告(ほうこく)♪
11月3日(日)に京都の四条河原町マルイ前にて朝鮮への敵視政策に反対する座り込みと署名集めをしました。この場所では9月にも座り込みをしていたので、せっかくの京都での行動ということもあり別の観光地(でっかい鳥居のある某所)で座り込みしようともともと計画していたのですが、あいにくの雨となったため今回も屋根のついている繁華街となりました。
内容としては9月に行った座り込みから特に更新はありません(9月の報告はこちらhttp://kotokotonittei.hatenadiary.jp/entry/2013/09/12/004345 )。朝鮮学校の歴史からみる朝鮮人差別を年表にまとめたもの、朝鮮総連関係施設への弾圧についての表、朝鮮への「制裁」措置の変遷をまとめたもの、これらを並べるだけで青空展示会チックになります(見上げてもどんより雲でしたが)。展示以外では朝鮮学校生徒に対する「高校無償化」制度適用を求める署名も集めました。
(こんなかんじー)
13時からはじめてしばらくは雨も弱く、それほど気になりませんでしたが、どんどんしっかりと降り出すと背に降り注ぐのが気になり、屋根でよりしっかりカバーしてもらおうと少しずつ道の真ん中を目指して前進していったりしました。
(背中ぴったりだったのが)
(じわじわと前進)
天候には恵まれませんでしたが、結構いろんなひとにじっくり読んでもらえました。
このように平和に座っていましたが18時ごろでしょうか、警官がひとりこちらをじろじろ見ているのに気づきました。無視していましたが、仲間を連れて「許可をとっているのか」と聞いてきました。取っていないと応えると、「許可なしではできないから許可を取れ」と言ってきました。それは何によって決められているのかという質問に対しては「法律だ」、何の法律かという質問に対しては「道路交通法だ」、道路交通法の何条かという質問に対しては「そこまで覚えていない」でした。どの法律のなんという文言によって命令されているのか分からないものに従うことはできない旨を伝えると、「今この場では言えないが署まで来れば教えてやるから責任者は来い」などと言ってくるので、権力を発動している警官のほうがこちらまで根拠となる法律の文言を調べて来るべきであると主張し、ついていくことを拒否しました。警官らは署の人間に確認するためと座り込みの現場の写真を勝手に撮り、いったんその場から少し離れ、誰かとなにか交信しているようでした。20分後くらいでしょうか、仲間あわせて5名の警官が再びこちらへやってきました。「道路交通法の76条で決められている」という説明がありましたが、具体的な文言を求めてもハッキリとした返答はなく、「道路の使用には許可がいる」と繰り返すばかりでした。ちなみに76条は道路における禁止行為について定めたものであり、道路使用の許可については77条において定められています。そして76条についても具体的に私たちの行為がどのように違反しているのか客観的な規準によって説明がなされたとはいえないものでした。確かに私たちはマルイ前の敷地を除いた道の半分近くを使って座り込んでいましたが、交通が妨げられていた事実はありませんでした。警官も「今は交通妨害にはなっていないが」とみずからの口でそう語っていたのですから。実態として何が問題になっているのかについて押し問答が続いていましたが、遂には「110番通報があったから来たんだ」と、最初に私たちに近づいてきてから既に40分は経過したころになって「理由」を出してくるという有様でした。結局は私たちと「これ以上話をしてもラチがあかない」ということで、「とにかく許可をとるように、これは警告だ」と言い残して、ようやく立ち去りました。このとき時計は18時50分を指しており、当初は19時まで座り込む予定でしたが「警告」が出された以上、座り込みを続けると逮捕される可能性も大きくなったとみて、10分早く切り上げて撤収しました。
警察は私たちの活動を「邪魔する気はない」、「正々堂々やったらいい」、「無償化どんどんやったらいい」などと理解者ぶっていましたが、最初に近づいてきた時点で大変邪魔であり、私たちは最初から道端に座り込んでみずからを曝しながら堂々とやっていましたし、「無償化どんどんやったらいい」とかマジで「お前は一言も口を開くな」です。
と最後は怒りのボルテージがちょいと上がってしまいましたが、基本的に穏やかに座り込んできましたよ。
(雑巾がけ大好きだピュ~~♪)
コトコトじっくり煮込んだ日帝♪(レのはちぶおんぷ)