は外」と言うけれど・・・
2月2日(日)にコトコトデモしました。
さて、この日は翌日に節分を控えていたわけですが、私はこの節分が嫌いです。
「鬼は外!」と豆を鬼に投げつけるアレを見ると「日本から出て行け!」「朝鮮に帰れ!」という言葉を投げつけられた経験を思い出してしまいます。実際にその存在を「不法」とされてしまい強制送還によって生活している日本から強制的に追い出された外国人たちもいます。また去年の年末、12月29日には極寒の中、野宿によって生き延びているひとたちを渋谷区は強制的に排除しました。私は大きなお風呂が好きなんですが、身体にタトゥーがあれば銭湯からも断られます。
私たちの生きる社会ではいっしょに生きているのに誰かを「厄介者」として平気で「出て行け」と口にしたり、ときには暴力的に追い出したりしています。その暴力の最たるかたちこそ死刑という制度かもしれません。私たちは社会の勝手な都合で「厄介者」を創り、追い出し、見つけ、指差し、捕まえ、閉じ込め、殺したりしながら生きています。
そんなことが当たり前になってしまっていることに対して「嫌だ」と言いたい、そんな気持ちから、今回は鬼の面をかぶったりしながら「誰も排除するな!鬼も内!」と叫び街を歩きました。
天気にも恵まれ、少人数ながら見た目のインパクトからか、なかなかの注目を集めながら気持ちよくデモができました。
では、またね~!
コトコトじっくり煮込んだ日帝♪(レのはちぶおんぷ)
写真は今回のための横断幕と掲げたプラカードの一部、かぶったお面です。